2026年6月19日金曜日

中国で遺伝子改変ブタの肝腎同時移植がヒト脳死患者に対し行われた 广西医科大学 第二附属医院 Chinese team achieves world's first combined pig liver and kidney transplant in human; Second Affiliated Hospital of Guangxi Medical University

これまでも遺伝子改変ブタを用いた異種移植ヒト臨床の話題を取り上げてきた

2025年2月3日 United Therapeutics Corporation UKidney™の臨床試験をFDAが承認https://kagoshimapd.blogspot.com/2025/02/202523-united-therapeutics-corporation.html

遺伝子改変ブタ腎移植アップデート 中国でも始まった Gene-Modified Pig Kidney Transplantation Update, Also started in China.
https://kagoshimapd.blogspot.com/2025/03/blog-post.html

2026年 広西チワン族自治区南寧市にある广西医科大学 第二附属医院から6つの遺伝子編集を施したブタから53歳のヒト脳死患者への、肝臓と両側腎臓の同時移植(異種移植)(xeno-CLKT)の症例が報告された
First human decedent model of orthotopic multi-organ xenotransplantation: Whole liver and bilateral kidneys from a six-gene-edited pig
Med Volume 7, Issue 6, 12 June 2026
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2666634026001510

これは世界初の遺伝子編集ブタからヒト(脳死)への肝腎同時移植の報告

論文によると超急性拒絶反応なく、約5日間は肝腎機能を維持したとのこと

S100A12陽性好中球が初期免疫エフェクターの鍵となる細胞として同定された
S100タンパク質ファミリーは、細胞種特異的に発現し、2つのEF-handを持つカルシウム結合タンパク質であり、現在までに 20種類のファミリーが確認されている。細胞内シグナル伝達だけでなく、細胞外に分泌され機能することも知られている。S100タンパク質ファミリーの機能は、複雑で多岐に渡っていると考えられており、未解明の部分が多く残されています。近年、糖化タンパク質AGEの受容体であるRAGEの新規リガンドとしてS100タンパク質が報告されている。
S100A12は炎症反応において重要な役割を果たすカルシウム結合タンパク質であり、炎症反応の惹起や敗血症、また動脈硬化の病態生理にも深く関与していることが知られている

移植後のメタボロームプロファイルは、レシピエントのベースラインからのわずかな変化を示したのみであった

中国における異種移植の進歩は予想を超えたスピードで進展しているようです








中国で遺伝子改変ブタの肝腎同時移植がヒト脳死患者に対し行われた 广西医科大学 第二附属医院 Chinese team achieves world's first combined pig liver and kidney transplant in human; Second Affiliated Hospital of Guangxi Medical University

これまでも遺伝子改変ブタを用いた異種移植ヒト臨床の話題を取り上げてきた 2025年2月3日 United Therapeutics Corporation UKidney™の臨床試験をFDAが承認 https://kagoshimapd.blogspot.com/2025/02/...