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2024年12月23日月曜日

ISPD peritonitis guideline recommendations: 2022 update on prevention and treatment

 ISPD peritonitis guideline recommendations: 2022 update on prevention and treatment

Perit Dial Int. 2022 Mar;42(2):110-153. doi: 10.1177/08968608221080586. 変更点を中心にまとまっています What’s new with the 2022 update of the ISPD peritonitis guidelines?
https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/08968608221080586
低カリウムやH2Bが腹膜炎リスクを上げる可能性など興味深い話題もあります

抗生剤の混注安定性も興味深いですTable7. DextroseでもIcodextrinでも常用抗生剤は室温で7-14日間安定 これまでも抗生剤混注したツインバッグで8hDIPDで腹膜炎治療していましたが3日分ごと処方していました このデータみると1-2週間分処方して訪問看護にお渡ししても大丈夫そうですね


KDIGO CKDガイドライン2024 要旨

 KDIGO CKDガイドライン2024がでました

https://www.kidney-international.org/article/S0085-2538(23)00766-4/fulltext 原文198ページもありますが、こちらの先生がわかりやすくまとめてくれていてお勧めです 腎臓内科医の備忘録 https://ikuji-doctor.com/kdigo-ckd-guideline-2024/ KDIGO CKDガイドラインの重要ポイント5つを解説! 結論:この診療フローチャートのチェックはマスト! ①クレアチニンが当てにならないときはシスタチンCをうまく使おう ② タンパク制限は ゆるめに。0.8g/kgは維持を。 ③診察室血圧は、120mmHg未満まで厳格に! ④【重要!】RASi使用による高カリウム血症の場合、できるだけRASiの減量中止以外の方法で、カリウムコントロールを。 ⑤T2DMでeGFR≧20にはSGLT2iを推奨 ⑥【重要!】eGFR 20-45では、尿アルブミン/Cr比<200でもSGLT2iを提案 ⑦RASi入れたT2DMでeGFR>25、高Kなし、ACR>30なら、MRAを入れることを提案 ⑦T2DM合併CKDで、メトホルミン+SGLT2iでも血糖コントロールができないなら長時間作用型GLP-1RAの使用を推奨 ⑧無症候性の高尿酸血症に対して、CKD進行を予防する目的での尿酸降下薬は使用しないことを提案 ⑨50歳以上ならスタチン±エゼチミブを推奨(透析・移植例は除く) まとめ:KDIGOのCKDガイドライン2024の気になったポイント9選を解説

シリコーンカテーテルとヨードについて テンコフカテーテル出口部のイソジン消毒に関する考察 Silicone Catheters and Iodine. Considerations for Iodine Disinfection of Tenchoff Catheter Exit Site.

私どもは、下記のような感染リスクの高い患者には、イソジンゲルを出口部処置にルーチンで使用 しております 低栄養・ 緊急導入・ 高度尿毒症・ 糖尿病・ ステロイド・ 超高齢など しかしながら、テンコフカテーテル添付文書に、下記のように書かれており、イソジンの使用は大丈夫なのかと、よ...