肝硬変大量腹水腎不全患者に腹膜透析導入することがあります
腹膜透析導入により腹満改善し食事量は増えることが多いですが、それでも排液に喪失するアルブミンも多いのでアルブミンの投与が必要なケースが殆んどです このような非代償性肝硬変低アルブミン血症へのアルブミン投与量の制限は現在なくなっています(レセ詳記は必要) SBP予防や薬物キャリアーとしてのアルブミンの補充効果が期待できます、下記記事がよくまとまっています 大きく変わった肝硬変診療におけるアルブミンの使い方 2021/12 ~知っておくべき知識のアップデート~ 奈良県立医科大学消化器代謝内科 教授 吉治 仁志 先生 https://www.jbpo.or.jp/med/jb_square/alb/report/01/01.php
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