アメリカにおける在宅透析推進の動き
Innovate Kidney Careと「非看護師による在宅透析指導」規制緩和提言について 在宅透析が開発される以前の古い規制などが普及の妨げになっているとして 2021年にASNやNKF、透析医療機器メーカー、医療保険会社、CVS kidney careなどによって立ち上げられました FOX news https://www.fox13now.com/news/health/innovate-kidney-care-provides-patients-with-options Innovate Kidney Care ホームページ https://www.innovatekidneycare.com/ 2022年3月3日 Innovate Kidney Careは、Recommended Changes to Conditions for Coverage to Improve and Modernize Kidney Care と題するPosition Paper(添付)を発表しました CMS(メディケア・メディケイド)に対して在宅透析普及の障害の一つとして腎臓病専門ナースの不足をあげ、非看護師(メーカーなど)による在宅透析指導を認めるよう提案しています 私もこのやりかたはありだと思いますが ANNA(アメリカ看護協会)は即座に反対意見を発表しています https://www.healio.com/news/nephrology/20220317/anna-plan-for-nonnursing-staff-industry-to-conduct-home-dialysis-training-dangerous どのあたりに妥協点をみつけるのか興味深いところです
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