日本の腎臓・透析専門医教育機関における質の問題は以前から指摘されているところで、腹膜透析や腎移植の知識や経験に乏しい施設・指導医が若手医師を教育するのに相応しいか、数合わせの病院都合主義は脱却し患者利益を主体とした専門教育の議論が必要です
参考まで海外の状況は下記に詳しいです Education in Nephrology Fellowship: A Survey-Based Needs Assessment J Am Soc Nephrol. 2017 Jul; 28(7): 1983–1990. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5491292/
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