人口減少を背景とした血液透析施設過剰による余剰透析ベッドが血液透析への誘導になっていることはいつも指摘していることです
また、医療計画に病床数計画はあるが、透析設備計画がないため、無計画に透析施設の投資・供給が行われてしまうことも問題です https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001015863.pdf 精神科病床は次回より地域医療計画に組み込まれることが決まったようですhttps://www.mhlw.go.jp/content/11121000/001326259.pdf
古い資料を眺めていたら、新潟信楽園病院平沢由平先生が未来を予言している秀逸な文章を見つけました
日本透析医会雑誌 第2巻第1号 昭和61年9月10日 CAPD特集 序言
http://www.touseki-ikai.or.jp/htm/05_publish/dld_doc_public/2-1.pdf
日本透析医会 副会長 平沢由平
CAPDの普及は徐々にではあっても進むものと考える。その分、血液透析の必要患者数は相対的に減少することになるので、今後の血液透析設備の新設計画はCAPDの普及度合いをみながら決めてゆく必要もあると思われる。
日本では腹膜透析が伸び悩んでいるあいだに、血液透析施設が津々浦々に普及したわけですが、予測を超えた人口減少高齢化で供給バランスが崩れているということです
0 件のコメント:
コメントを投稿